クラウド系男子

SAP,Cloud,Iot関連を中心に投稿しています

S/4 HANAの拡張 InAppをやってみた

S/4 HANAの拡張開発には InAppとSideBySideがありますが、今回はInAppのお話です。

www.sapjp.com

先日、SAP社でのトレーニングでInAppを初めてやってみましたが、かなり生産性が高くて良いと感じました。

こちらのBlogに書かれていることをやったのですが、 1日のトレーニングを受ければ、簡単なマスター管理のアドオン画面は1日くらいで作れるしまいます。 SAP S/4HANA Cloud – Key User In-App Extensibility | SAP Blogs

実施環境はS4/HANA Cloud 1805を使いました。開発の流れは以下の感じです。 1. Web画面でアドオンテーブルを定義(CDS定義) 2. No.1をベースにWeb画面で条件分岐やデータ処理を部分的に記述(もちろんABAPで)→ODataも生成 3. Fiori画面を生成 4.リリース ※S4/HANA Cloud のトライアルだと上記は試せないようなので、開発環境を契約しないと検証出来なさそうです

正にデータ中心アプローチでの開発ですね!

上記アプローチでの標準機能の拡張は2018年内にはCloud版で可能になるらしいです。 今後のS/4HANAの拡充に期待ですね。

SAP Cloud Platform 新機能 ビジネスアプリケーションに期待

S/4HANA の拡張開発アプローチとして、InApp(S/4HANA内で閉じる) と SideBySide(SAP Cloud Platformを利用)があるのですが、 今回はSide By Sideの新機能について www.sapjp.com

SAP Sapphire 2018の時期に発表された新機能で、データ定義(CDS)からFioriの画面開発を一気にできるという機能です。 help.sap.com

文献を読む限りでは、なかなか高い生産性を発揮できそう。是非、検証してみようと思います。

SAP Cloud Platformは業務ERP S/4HANAの拡張基盤としての位置付けでもあり、 業務システムの設計はデータ中心アプローチでやるケースが良いので、データ定義(CDS)から画面を作って行くのは合っていると思う。

やっとSAPらしく、生産性が高い手法が出てきたので期待したい。

人工知能は画像の意味を理解できるまでに進化してる

今日はこちらの人工知能の勉強会にて、人工知能は画像をどこまで理解できるか?というお題を学んできました。

wba-meetup.doorkeeper.jp

結論としては、かなりいいところまで行っているなーと感じます。

こんな感じで多言語で画像の意味を自動的に付けてくれるまでになってます。

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引用:画像を媒介としたゼロショット言語横断文書検索 から

http://www.nlab.ci.i.u-tokyo.ac.jp/projects/language.html

更に画像に対する質問ができるようになってきているそうです。

例)冷蔵庫の隣にあるのは何ですか? 回答:椅子です

講演いただいた、東大の牛久先生の説明がよいまとめかつ、わかりやすくなっていて一読する価値があると思います

www.slideshare.net

課題としては「どうやってコンピュータが付けた説明を評価するか、得点付けるかが難題。今は人手の採点に頼ってる」というところがありますが、こちらも研究が進もうとしているので、少し先の未来には画像認識ですんごい事が起きそうな予感を感じました。

従量課金型の自動車保険が出て来ましたね

海の向こうのアメリカの方では走行距離に応じた自動車保険が出て来ましたね

他社よりも年間$500の節約が出来るとうたってますが、本当なら魅力的ですよね

仕組みは自動車に走行距離を測るIoTデバイスを付けて、保険会社に送る仕組みの様です

 

で、こちらがそのスタートアップの保険会社です

https://www.metromile.com/

 

Uberとも提携してて、お客さんが乗ってる時とそうでない時の時間に応じた課金も提供してて、大きな市場である業務用保険でも攻めてるようです

 

この様な保険が早く日本にも来て欲しいですね

 

自動車会社がバス会社に変貌していく?

コンサルティング会社とかが広告で言っているデジタル化、サービス化というのがどういう事になるのかイメージがわかる記事です

数年内にいくつかの自動車会社がサービス会社に変貌していくことになると思います

scrum.vc

2016年 クラウドビジネスの主戦場はPaaSにあり

今年はますますクラウドの普及が進んでいくでしょう。これは誰から聞いても否定しないと動向だと思います。

クラウドの市場を分けると以下の二つになります。

ここではパブリッククラウドについて書いていきます。 AWS、Azureなどの主要ベンダーの動きを見ると、サーバやストレージなどのIaaSから簡単にシステムを構築できるように、DB、メッセージ、メールなどを部品として提供するPaaSに戦場が移って来ていると感じます。

今年は更にPaaSの競争が激化すると思います。

PaaS の主役はどこになるか

これは用途によりますが、企業の業務システムを狙うならば 業務テンプレート+アプリケーションの実行環境 がセットになったサービスが受けると思います。 会計や物流などはERPなどの業務パッケージの普及によって、定型化されてきています。これを以下に低コストでクラウドに移行させられるかが決め手になるのではないでしょうか。

私としては、SAP の HANA Cloud Platformが2016年に上陸するので、国内でも注目されると思っています。 HANA Cloud Platformと他のクラウドについては、続きを書いていきますね。

IoTを1万円で始めます

今年はIoTに関する知識を身につけるため、Raspberry Piに挑戦します。

手始めとして、Raspberry Pi2をAmazonで一式購入しました。

購入した物

本体はきばん本舗さんのを購入しています。

www.amazon.co.jp

他にも電源、Wi-Fi子機、SDカードなどを含めると1万5千円ほどの初期投資です。

ガイドブックはこちらを使っています。

www.amazon.co.jp

届いた結果がこちら

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  • 本体&ケース
  • 電源コード
  • 専用カメラ&ケース
  • Wi-Fi子機
  • SDカード

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Raspberry Pi2本体のサイズがiPhone6より小さくて驚きです。 Linuxが動くので汎用的にいろんな事が出来るので、可能性は無限に広がるのを感じます。

次はセットアップを進めます。